【第20話】やはり俺の不可解消はまちがっている。
はじめに
どうもこんにちは,とろんぽっとです
この記事は同じクラスのレスト主催 【Nara高専】僕たちの遺言集 Advent Calendar 2019 の20日目の記事となっております. adventar.org
みんな面白い記事書いてるのでこの記事見る暇があったらそっち見てね()
内容は...まぁタイトル通りです
高専生活を振り返りながら為になるかどうかわからんことを書いていきます. なお,この記事を真似して起こる事象に対して当方は責任を負いませんからね
自己紹介
知らない人と思いますので
学科: 情報工学科5年
課外活動: 情報処理研究会,吹奏楽部,TalkCafe
進路: 東京のとあるIT企業に就職予定
まえおき
弊学では進級条件は「不可A教科が5教科10単位以内」かつ「平均点が60点以上」です.
不可Aとは40点以上60点未満,不可Bは40点未満です.不可Bが学年末の成績にあると即留年となります.
こうして僕のまちがった不可解消が始まる。
入学早々の実力テスト.そもそも勉強する気のない私は普段通り勉強せずに試験を受けました.結果は想像通り酷かった記憶があります(点数覚えてない
中学時代からまともに勉強せずに生きてきたので「勉強?まぁいいか」って気持ちですね. 普通の人はここで反省して勉強するようになると思います(てか反省してね?). しかし反省どころか何も思わないのが私. そのまま1年間過ごします.するとですね,11月くらいに担任から声がかかるわけですよ,「3者懇談」って.つまり留年候補生ってことですね.
しかし一向に勉強する気のない私は吹奏楽部で学年末試験中に行われる大会に出ることになりまして...部活動顧問と話し合いが行われました(そりゃそうだ
話し合いの結果...
- 毎週,勉強時間と何を勉強したかを書いた紙を顧問に提出
- 試験前は普段の練習に参加禁止
- 大会の日は朝から昼まで勉強
という 面倒くさい ものを課せられてしまいました.
<中略>
んで卒研発表の前日まで当時5年生の先輩に物理を教えてもらいながら頑張った結果,無事進級はできました.そして気になる単位ですが,2教科7単位(英語と情報工学概論)落としました.これが次年度から始まる不可解消生活の始まりでした.ちなみに高専1年目からほぼ毎年年2回三者懇談しました.たいへん
つまり、僕は不可単位が少ない。
さて,進級してそうそうまたも実力テストがありました(そりゃそうだ
お分かりですね?そう勉強なんてなかったんです(やるわけないじゃないですか,やだー.昨年度の英語は実力テストの点数が先生の基準値に到達したので不可が解消されました.情報工学概論ですが,解消はできたものの結構しんどかった.なんせ勉強嫌いで好きなことしか興味持てないので...
さて2年目は2教科3単位でした. やったね!めちゃくちゃ減ってる!
ちなみに自分は試験に弱く試験直前まで解けてた問題すら試験では解け無くなったり,意味不明な回答を書いてたりしました.その影響もあって(ほとんどは勉強してないからだけど)点数はボロボロでした.
ちなみに,この年からアニメにはまりました.
またしても、僕は元来た道へ引き返す。
さて,(3者懇談はあったが)余裕で進級したわけですが,懲りずに今までの生活を続けます.部活では秋に幹部になりました.あと,このころから本格的に技術面の勉強(おあそび)を始めました.関係ない話ですが,3年生になると異常なくらい高専が楽しくなります.勉強をおろそかにしますが,進学する人はちゃんと勉強してくださいね.ちなみに僕はこのせいでさらに勉強をしなくなりました.すると去年減った不可数が元に戻ります.4教科6単位落としました.ちなみに,執筆してる現時点で3年時の英語の不可解消はできてません.
依然として僕の不可単位数は変わらずに、季節はもうすぐ最終学年。
さて,前項で述べた3年時の不可解消ですが,なぜまだ解消できてないのかをすこし説明します. 英語の不可解消は以下の要件を満たすことで解消できました.
課題を受け取り期限までに提出する.試験で60点以上を取る.試験は年に2回おこなう.1回目で60点取れた場合はそのまま終了.
至って普通です.しかし「不可解消試験日(週末)に体調を崩して学校を早退」「週明けに休んだ実験に呼ばれた」「担当教員へのメールが遅れた」この3つが重なってしまったため,試験1回目を受けることはできませんでした.悲劇は続きます.「2回目の課題提出の日を間違えた」そのままです.スケジュール帳とスマホの両方に予定としていれてたのにそもそも日付を間違えるという悲惨なことにより2回目も受けれずに不可のままになります.そしてこれが5年への進級のカギを握ってました.
「まぁいいか」という気分で1年間過ごします.4年生はレポートが大変です.結構手を抜きがちになりました.学年末では物理が6点でした.ちなみに,4年生になって初めてをしました
[それゆけ女子高専生 第7話より引用]
ちなみに,就活はこのころから準備をはじめました.
そして,2月末.担任から1本の電話が来ました「留年です」
6教科11単位 そう,英語を解消していれば進級できてました.
だから、僕の不可解消は終わらない。
しかし,3月のとある最終成績確定日(この日電話があると留年)に担任から電話がかかってきました.「おめでとう,進級です」 ・・・「は?」
よくわからないバイアスにより不可教科が1つ減り5教科9単位で進級しました.
不可解消を受けていまでも苦しんでいるのが物理です (英語?教員から連絡がこんのやけど)
何回も試験を受けていくうちに1つわかりました.「数学がわからん」
それでも僕の高専での青春はまちがい続ける。
さて,まとめます.
1. 意外に学年末では不可が消える
私はほぼ毎年,前期末の時点で10単位以上(酷いときは15単位を越えた)落としていました.しかし,不可持ちって案外多いんですよ.なのでテストだけで点数が決まる先生以外はテストが簡単になったり課題がでたりして学年末までに解消は容易です.
2. 成績がわるいやつは技術や経験で勝て
そのままです.高専は授業を受けていい点数とったところで技術が身につくわけではないうえに基本的なことしか習わなかったりします.しかし技術職は上辺の成績より実際の能力で評価されます.ペーパーで点数が高い奴より実戦で強いやつがいいってことです.そう,ペーパーでの成績がいいやつは高専の設立目的「実践的技術者を養成することを目的にした教育機関である。」を満たしてないんです.そこで「経験」です.「経験がある」だけで「経験がない」やつに勝てます.例えば,サーバについて知っていても実際に触ったことがないと設定はできません.「授業で習ったから知ってる」は「経験」には勝てないんです.私は技術があまりありませんが,クラス内だけで見ると「知っている」にいるほうです.なので卒研などでよく手伝ったり質問を受けたりします.
3. あたまのいい友を持て
私は毎年,留年危機でしたが,実はテスト勉強ではクラス一桁代の人と勉強していました.すると,試験前の勉強でわからないことがあってもすぐに聞けます.授業中であっても隣後ろにいれば,先生に聞かないでもその場で理解できることもあります.頑張って捕まえてください(
おわりに
とても読みにくい文章でしたが,ここまで読んでくださってありがとうございました.まったくまとまらなかった遺言集です.
補足があります.2年時からアニメを視聴しだしたと書きましたが,アニメ視聴による成績の低下はありえません(ソースは自分).そもそも勉強しないやつはアニメを見たからって勉強時間が減るわけじゃないんですよ
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